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鹿島神宮祭頭祭

2021/03/09

鹿島神宮祭頭祭

3月9日は、毎年、茨城県の
鹿嶋市鹿島神宮での祭頭祭が行われます。

2021年度は、普段とは少し違った流れでの開催となりました。

祭頭祭(さいとうさい)・祭頭囃(さいとうばやし)(はやす)
・春季祭(しゅんきさい)の3つの祭りが一日がかりで開かれました。

普段は、祭頭祭のみ3月9日に開かれるようです。
祭頭囃(さいとうばやし)・春季祭(しゅんきさい)は、9日の週の末に、
行われるお祭りであります。
 

祭頭祭は、元々は66郷(現在は52郷)の氏子地域が南北に分れ、
左方・右方それぞれから当番地区(大字)が1地区ずつ選出され、
通常2つの地区が選ばれて祭典に奉仕いたします。

前年の「春季祭」の神占により当番が決定し、観衆に宣言される
ところから当番地区の一年が始まります。当番についた地区は一年間
地元の鎮守様の社に鹿島神宮のご分霊をお迎えして祀り、祭事事務所の設立、
大豊竹の選定、大総督(または新発意ともよばれる)の結納、
祭頭囃の練習など、祭頭祭を巡る様々な準備を一年がかりで行います。

3月9日の祭頭祭当日になると、大総督を始め祭事委員の役員たちは
大勢の参列者が見守る中、神職とともに昇殿し祭儀に参列いたします。
鹿島神宮の大前に五穀の豊穣と国家・皇室の弥栄が祈られ、大総督を
祭事委員長は当番地区を代表して玉串を捧げ鹿島の神に祈りを捧げます。
地元では春を呼び込む鹿島立ちの神事と考えられています。

祭頭祭は時代によってそれぞれの付会がなされており、
神仏習合の江戸時代には
新発意(出立)から常楽(彼岸)に至る「常楽会」とされ、
明治になってからは五穀豊穣を祈る「祈年祭」とされ、
昭和初期には当時の富国強兵の流れを受けて「防人の祭」とされました。
いずれも「新たな出立」を意味しており、
この祭りが日出づる東に位置し「出立・始まり」を司る
鹿島の大神への古代信仰「鹿島立ち」を淵源としていることが伺えます。

鹿島神宮さま 祭頭祭より

大総督は、年齢5歳ほどの男児が務めることになっている。
丁重に扱われるとのこと。子供に神がついているという意味合いも、
あるとのこと。これは、密教・サイン・風水などの視点からも、
真でありますね。5歳は、五黄、冥王的な意味合いもあるかもですね。

今回は、コロナ禍の延長でもあり、昨年令和2年より続けての、
続投での溝口郷(神栖市)が当番字をされました。

礼豊穂善豊穂弥(イヤートホヨトホヤー)と掛け声をかけながら、
180cmほどの樫の木棒を持って、四方八方から空中に突き上げて、
組んでは解き、組んでは解きをしながら、五穀豊穣を願い、円舞していく…
イヤートホヨトホヤーの歌を祭頭囃子(さいとうばやし)という。

日出ずる国(場所)として代表的な地、鹿島神宮!
鹿島神宮で行われる祭頭祭は、凄く大事なイベントとして位置づけが、
あります。
 

鹿島神宮 祭頭祭 色鮮やか ibarakishimbun1Youtubeチャンネルさまより
2021年鹿島神宮/祭頭祭 祭りと風景動画Youtubeチャンネルさまより

2021年は、コロナ対策をしっかりとした上での開催!
なかなか迫力・絵力がありますね。衣装も独特です。
韓国の衣装に似ていますね。韓国ドラマを見ると似てると思うはず…
虹のような明るい色合いで、楽しい雰囲気のもと、五穀豊穣・無病息災を
祈り願う行事ということですね。良いですね。近くで見てみたいものです。


さて、鹿島神宮の主御祭神は、武甕槌大神(タケミカヅチノオオカミ)。

大国主命と国譲りの時、天照大御神の伝言をお伝えする交渉役を
務めた神であります。雷の神・地震の神・剣の神・
戦の神・正義の神と崇高されてきました。

地震を起こすオオナマズの頭を踏みつけ、地震を制御する働きがある。

タケミカヅチノオオカミの佩刀(はいとう)
韴霊剣(フツノミタマノツルギ)は古来より伝わります。
古事記の神武東征の際に、悪疫を退散させ、
平和をもたらしたとも云われるものです。

鹿島神宮は、皇室・藤原家・徳川家などの武将からも
多くの恩恵などがあります。日本の重要な神社の一つで有名です。

 

武甕槌大神と韴霊剣より

祭頭祭・鹿島神宮の日程や開催時間は?…より

タケミカヅチノカミより

鹿島神宮 祭頭祭、地域の絆示す 溝口郷、9日開催へ準備より

 
今回は、鹿島神宮祭頭祭 をお伝えしました。

茨城県の鹿島市の南側?溝口郷が選ばれた昨年・今年と、
昨年は、あまり運気は良くない南であったけれど、
今年2021年・3月は運気の良いタイミングで良かったですね。
マスクも皆さん揃ってカッコ良いですよね。

少し時間が少なくの紹介ですが、上記URLより詳細をご覧いただけたら、
と思います。日本人であれば、古来のお話からこの祭頭祭の流れでは、
よく話も分かりやすく、すんなり入ってくるかと思います。

悪きものを抑えるには、強気ものを合わせる必要がある!
風水や仏教などでも、そうですね。
変な強さではなく、正義の強さ・道徳も力も併せ持った、
タケミカヅチノオオカミを守護・称えることは、大事なことですね!
 
いつも、ご覧いただきありがとうございます。

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