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京都醍醐寺 五大力尊 仁王会

2021/02/21

京都醍醐寺 五大力尊 仁王会

2月23日は、京都醍醐寺にて、五大力尊の仁王会が行われる。

五大力尊仁王会…
当日金堂にて、五大力尊(明王)の力を授かり、
化神、五大力菩薩によって、
国家安全・七難即滅・七福即生を願い、
国の平和や国民の幸福を願う仏事法要のこと。

また、力奉納として、大鏡餅を抱き上げて、無病息災・身体堅固を祈り
御影が授与される…男性は150kg・女性は90kgの紅白の大鏡餅を
抱き上げる時間を競う餅上げ大会もある…

五大力尊…密教における五大明王

中央:不動明王(ふどうみょうおう)
揺ぎなき守護者

東方:降三世明王(ごうざんぜみょうおう)
三千世界の支配者シヴァ神を倒した勝利者

南方:軍荼利明王(ぐんだりみょうおう)
不死の霊薬 水瓶 とぐろをまいた蛇

西方:大威徳明王(だいいとくみょうおう)
閻魔をも降ろす者

北方:金剛夜叉明王(こんごうやしゃみょうおう)
どのような障害をも貫く聖なる力を持つ雷神

御影…盗難・災難の厄除けのお札

五大力御影…
五大力前行法要で祈りを込められた御影、懐中守は、
ご本尊「五大力尊」の分身として、昼夜を問わず影の形に
従うが如くその人の御身を守り、家を護り、あらゆる災難
を払い除け、その身は無事息災、一家は安泰隆昌になります。

家の玄関など出入り口の目に付くところに貼って頂き、
お出かけの際、心に力と安心を頂いてください。
また、常に持ち歩ける五大力尊懐中守もございます。
五大力尊御影は家を護り、懐中守は人を護ります。


醍醐寺・准胝観世音菩薩の祈り…
観音信仰・薬師信仰・五大力信仰の3つの祈りが
千年以上~伝承されてきている。命を中心とした祈り…

観音経の教え
一心称名
「一心に祈りなさい、一心に呼びかけなさい」

常念恭敬
「いつも心に抱いて忘れないようにしなさい」

恭敬礼拝
「逆らわないように、一つ一つをしっかりと
実行していくこと、決して無理をしないで」

という三つの教えを大切にしています。

准胝観世音菩薩(じゅんでいかんぜおんぼさつ)は、
すべての仏の母として、母の立場から私たちに呼びかけています。
人間は決して一人では生きられるものではない。
人間は多くの心をいただき、多くの命をいただいて今を生きております。
このいただいた命、いただいた心をそのままにしておいてはいけません。
いただいた命、いただいた心の返し場所を探し、それを絶えず心に念じながら、日々実行して生きていくことの大切さを教えてくれています。
このような生き方を菩薩道と呼んでいます。


薬師信仰・薬師如来の祈り
病からくる痛みや苦しみを和らげること、
特に人の苦しみに対する祈り、
人はなぜ死ななければいけないのか、
なぜ小さな「いのち」が死ななければいけないのか”という
大きな問いかけに対して、
「いのちというものは、自分が使える時間である」と答えています。
そして「いのち」には、目に見える命と目に見えない命があります。

目に見える命は、今、自分が生きている命、
自分自身が感じることができる命です。
目に見えない命は、亡き父母の命であり、亡きおじいさん
おばあさんの命であり、ご先祖様やずっと命の相続を
してくださった方々の命であります。

自分が使える時間をきちっと一日一日、一刻一刻積み重ねて
くださった尊い命であり、目に見えない命に呼びかける
ことにより自分の心の佇まいを正すことができます。


五大力信仰・五大力の祈り
思うだけでは駄目ですよ!一歩を力強く踏み出し、
行動しましょう!という大きな祈りです。
不安な心、自信のない心に力を与える祈りです。
そして心に力を得て、実践し、実行していくことにより
人々の生活の繁栄、町の繁栄、国の繁栄へと連なって
いく祈りでもあります。

実修実証(じっしゅじっしょう)
醍醐寺には、開山、聖宝・理源大師が残した、
現在でも脈々と受け継がれている言葉がございます。

それは、「実修実証」(入りて学び 出でて行う)という
言葉であり、自分自身、あらゆる場に於いて学び得た全知識を、
自分の体を通して行動をもって社会に明らかにしていくことを示しています。
この短い言葉に醍醐寺の特色、雰囲気が色濃く表されております。

実修(入りて学び)を縦の線、実証(出でて行なう)を横の線、
変化していく社会の姿としたときに、その交点に自分自身が立ち、
智慧の眼で判断し、慈悲の心で行動していくことでもあります。


修験道
醍醐寺は、密教寺院であるとともに修験道の寺でもあります。
修験道とは、
野に伏し 山に伏し 我 仏とともに在り という強い自覚
のもとに修行を続ける山伏の世界であり、家にありながら、
誰でも修行に参加できる道でもあります。

厳しい山岳修行・祈りの世界に身を投じて、自己に秘められた
無限の可能性の開発を願いながら、自分の霊性を高め、山を下りては、
社会とのかかわりの中で、民衆の願いへ応えるべく生きていく、
まさに“実修実証”の世界であります。

長らく途絶えていた大峯山入峰修行の道を再び開いたのは、
醍醐寺の開山・聖宝僧正であり、
「霊異相承」(目に見えない心の中での伝承)の祈りを大切に
する醍醐寺三宝院の流れを当山派修験道と呼んでおります。

現在でも醍醐寺では、大峯山、葛城山、奥駈修行等の山岳修行が
多くの参加者とともに行われ、祈りの世界を伝承しております。


醍醐寺さま 
「五大力さん」五大力尊仁王会(2月23日)とは 醍醐寺について より
wikipediaさま 
不動明王 降三世明王 軍荼利明王 大威徳明王 金剛夜叉明王 より


今回は、京都醍醐寺 五大力尊 仁王会 をお伝えしました。


大鏡餅を掲げる奉納…力奉納、凄いですね!
五大力尊だからの奉納ですよね。
東西南北中央の神様・菩薩様ということです。

家も部屋も四隅と中央 大黒柱 は、意識したいところです。

観音経・薬師如来の祈り・密教の修験道は、
私も、以前から自然としていたところでして…
学びある深いものがあります。山にも行こうとしていましたね。
自然に想っているしていることで、密教などと同じというものが、
よくよくあります。有難き嬉しき幸せです。

ほんとに、自分の内でも磨くことが出来ます。
まさに!!と実感出来るんですね。

実修実証 入りて学びて、出でて行う…
ここをまさにこれから今もしているところだったりします。
常に考えてきたアイデアなども多いものが実修実証で出来るのかが、
どのようにしていこうところが…社会や時代・自身の環境から、
うまく具現化して出来るのであろうか…と考えることが多いですね。

目に見えないもの・心…私もいつもよく伝えているポイントです。

大事なものって隠れていたりするんです。
少し意識を向けていくと、少しずつ小さな世界から大きな世界が
見えてきます。おススメなんです。よね。

今回は、少しだけのお話ですが、大事な心・力のお話にも
なったと思います。
力を蓄えて、自身を見出して行きましょう。
私もまだまだこれから…少しずつ歩みます!


いつも、ご覧いただき
ありがとうございます。


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