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消防記念日

2021/03/06

消防記念日

3月7日は消防記念日です。
消防組織法が施行された1948年3月7日をもとに、
1950年2月9日に国家消防庁(現総務省消防庁)により、
制定された記念日です。

消防はもともと警察と一緒であった組織からの
独立ということで新たに作られた消防組織であります。

現代の市町村消防を原則とした自治体消防が現状です。

3月7日の消防記念日には、
全国の消防本部等において、消防訓練、記念式典や
消防防災功労者に対する表彰など、様々な行事が行われている。

3月1日~始まった春の全国火災予防運動の最終日としての位置づけでもあり、
消防組織法のことも少し意識することで、防災に対しての知識、
対応も少しずつ出来るのではないかなと思います。

 

【消防制度の変遷】

明治元年(1868年)、明治新政府は「武家火消」に代わる
「火災防御隊」という定火消の役員等で編成される組織を誕生させた。
さらに、明治5年(1872年)に
「町火消」を「消防組」と改め、組織改編を行った。

また、明治7年(1874年)に、消防組員に対して、旧来の鳶人足という
古い概念を打破するとともに、規律を正して進退賞罰を明らかにし、
服務の心得を説くために、消防人のあり方を示した「消防章程」を制定した。

そして、明治13年(1880年)には、消防事務は内務省警視局のもとに
創設された消防本部の所管となり、
今日の消防吏員にあたる消防職員(官)が採用されることとなった。
この時、併せて「消防本部職制度」も制定されることとなり、
ここに日本国 初の公設消防機関が誕生した。


【消防機器の変遷】
明治期には、それまでの我が国では見ることのなかった
優れた消防機器が、西洋から日本国に登場してくる。

消防ポンプや救助はしご車等がその例である。
消防ポンプを最初に輸入したのは、明治3年(1870年)であった。
東京府がイギリスから腕用ポンプ4台と蒸気ポンプ1台を輸入している。
明治9年(1876年)から開始された腕用ポンプの国産化と並行して
蒸気ポンプの輸入も進み、明治22年(1889年)には
東京市内に8台設置されている。なお、蒸気ポンプの国産化に成功したのは
明治32年(1899年)のことであり、その後、徐々に全国的に普及していき、
明治後期から大正初期にかけて大いに活躍した。

日本国初のはしご車は、
明治36年(1903年)にドイツからの輸入品であった。
はしご部分が木鉄混合製の三連になっており、
はしごの長さは18m、2頭の馬で引くというものであったという。
 

コロナ禍・様々な災害禍でも、
防災への意識は、頭に入れておきたいものですね。
西洋から、消防アイテムが取り入れられていたのですね。

栃木足利の山火事も鎮火できて良かったですよね。
 
今回は、消防記念日 をお伝えしました。

 
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