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人日の節句 七草

2021/01/06

人日の節句 七草

明日は、1月7日で七草であり、人日(じんじつ)でもある。

人日は、1月7日に人(犯罪者)に対して刑罰をしないという意味合い。
古来中国(紀元前206~208年頃)前漢では、占いが行われていた。

1月1日には、鶏の日
1月2日は、犬の日
1月3日は、猪(豚)の日
1月4日は、羊の日
1月5日は、牛の日
1月6日は、馬の日
と、それぞれその動物を殺さないようにしていたことから、
1月7日には、人を傷つけないという日にした。
1月8日は、穀の日とされる。

七草入りのスープを食すのが、日本では、七草粥に定着した。
平安時代に広がり、江戸時代に定着。武将以下全ての人が食したと。
人日の節句を祝った。五節句の一つ。 
人日 wikipediaさまより

七草を浸した水に爪をつけて、柔らかくしてから、
爪をきると、風邪をひかないとされている。
新年の爪をきる日とされている。

七草、私も少しずつ歌いながらセリをストトントンしてました。
初めての試み。平安時代・江戸時代から、古来中国でも、
されていたんだと思うと、古きを知り、深いなぁと思う。
ストトントンした若菜の匂いは、なんだか落ち着く。

七草の意味合い
芹セリ…競り勝つ
薺ナズナ…撫でて汚れをとる ペンペン草
御形ゴギョウ…人形や仏体
繫縷ハコベラ…繁栄がはびこる
仏の座ホトケノザ…仏の安座
鈴菜スズナ(蕪)…神を呼ぶ鈴
蘿蔔スズシロ…汚れのない純白さ

 
七草の薬膳健康効果

・健胃効果・食欲増進・利尿作用・二日酔い解消・解熱・去痰
・咳止め・気管支炎予防・扁桃腺炎予防・肝臓回復効果
・そばかす予防・あかぎれ予防・心の安定効果など
知って納得七草の健康効果 ウェザーニュースさまより
本日は、人日の節句 七草についてのお話でした。

文化・風習・習慣には、大切なものが残っている。
世界も、少しは、落ち着いたら良いな。
明日1月7日は、和んだ世界が訪れますように。

神棚でまな板の上で七草をたたく、歌いながら、
神聖で楽しく、奉納という行事ですね。

昨日の記事にもつづっています。
六日年越し 七草粥 ブログ記事

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im巫mi